春が咲かせた桜 わんダフルシーズーず

保護犬との生活。犬の膵炎などの闘病の記録です。

突然鳴き声が。犬のヘルニア

保護犬さくらとの暮らしが始まって、すぐにさくらの顔からよそいきの顔が消え、

最初はとまどいながら入っていたこたつも、すっかり私達の真似をして下半身だけ入る事を覚え、すっかり家族になったなと思っていた頃です。

 

ある朝、なぜかおすわりの状態のまま、うつらうつらしているさくらが目に入りました。

最初は眠気と戦ってるんだなくらいにしか思わなかったのですが、眠いならいつものように体を倒すなりして寝ればいいのに、なぜか必死に眠気と戦っているようでもあり、なかなか眠らないのです。

 

そして次の瞬間、さすがに眠気に負けて顔をがくんと落とした瞬間、鳴き声をあげたのです。

 

「ギャン!!」

 

むにゃむにゃと、食べてる物をくれよと文句を言う事はあるにせよ、無駄吠えはしない子です。

驚いて近寄ると、いつもの顔つきと違います。

どうしたの?と、頭をなでようとすると、また小さく鳴いて、触らないでと言っているようでした。

 

こういう時、食欲はあるのかないのかをまず見ていますが、お気に入りのおやつを差し出すと食べるし、食欲はあるようでした。

でも、水も飲みに行くのですが、水を飲む姿勢が辛いのか、鳴き声をあげながら飲んでいるのです。

 

とにかく動物病院に連れて行き、経緯を話します。

自分の入院生活から学んだことだけど、気になる点以外で必ず伝えた方がいいと思うのは、食欲があるかどうか(食べられているか?水は飲めているか?)、トイレはちゃんと出ているかどうかという点です。今のさくらはそのいずれも大丈夫。

 

先生は、ちょっと歩かせてみてくださいと歩く姿を確認したり、診察台の角に足を踏み出すかの検査(足の感覚を見ているようです)をして、もしかしたらヘルニアかなぁーと。

とりあえずレントゲンを撮ってみましょうとのことで撮ってもらうと、画像で明らかにってほど悪くはないんだけど、やっぱり首の位置が気になるので、軽いヘルニアでしょうとの診断でした。

 

悪いと言われていた心臓などの悪化ではなくてホッとはしたけど、ヘルニアの犬との付き合いは初めてです。

ひとまず、そこまで悪い感じではないし、手術ももちろん必要ないし、痛み止めなどの薬で様子を見てみましょうとのことで、痛み止めとヘルニアには良いらしいビタミン剤を処方してもらって帰って来ました。

 

薬はもちろんすぐに飲ませましたが、幸いにも効いたのかすぐに良くなり、翌日の夜には、すっかりいつものさくらに戻っていました。

 

安静のため、お散歩も4日間ほどお休み。

結局、このヘルニアらしき症状は、時折出てきては、さくらを苦しめました。

毎回おんなじ感じの始まり。

そして、毎回ビタミン剤ですぐに復活するのです。

薬の名前はアリチア。毎回、一週間分くらいの処方ですが、料金は1000円くらいでした。

 

ただ、歳のせいなのかそれとも他に理由があるのか、半年に一度くらいヘルニア疑いの症状が出現するたび、最初は翌日に治っていたのに、最後の頃は、一週間近く続く事も。

 

そのたび体を倒して眠りたいのに眠れない状態が3時間近く続いて、顔を乗せられる場所を造ればいいんじゃないかと工夫したり、犬用ギプスを造ればいいんじゃないかと旦那がお手製で作って巻いてみたりもしました。

 

もしかしたらさくらが、抱き上げると緊張して手足がぴーんとなってしまったり、時にはばたばたしてしまうのは、単純に抱っこされなれてないからと思ってたけど、これも影響していたのかもしれません。

 

相変わらず、さんぽは大好きでよく歩くんだけどね。

夜の散歩は、光る首輪で、街中のイルミネーションと共にぴかぴか。

 

それでも、ヘルニアの症状は半年に一度程度で、薬ですぐに良くなっていたから、今となっては、まだまだ序の口の持病の1つだったんだと思います。

 

 

 

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