春が咲かせた桜 わんダフルシーズーず

保護犬との生活。犬の膵炎などの闘病の記録です。

分離不安症の犬

 

不思議だなぁって思うんだけど、最初は先代はることは全く似てないって思ったんだけど、我が家に慣れるに従って、顔つきがなんだかはるこに似て行くようでした。

 

友達には、犬は飼い主に似てくるとも言うしねって言われたんだけど、もしかしたらその通りで、なんか似てきたなーってその顔が、我が家のシーズーの顔つきなのかもしれないです。

 

さくらは、よくしつけられた子で、トイレは家の中ではしないし、したくなったら外に出してくれと教えてくれるし、

室内犬において、トイレ問題は結構大きな事なので、本当に楽でした。

大人になった犬と暮らすメリットをまた1つ見つけた気がしました。

すでにしつけられているから楽!

はるこの子犬の時は、トイレのしつけ問題に本当頭を抱えました。

まぁ、もちろん保護犬がみんなそんな風にしつけられているとは限らないけど。

 

ただ、一ヶ月くらい経った頃から、甘えん坊度が全開になり、まるでストーカーのごとく、私の後を追いかけまわす事が多くなったのです。

今まで実家で暮らしていた子達も、はるこも、そこまでの甘えん坊の犬はいなかったので、ちょっとした驚きでした。

 

例えば家の中を私が洗濯物を干しに、洗濯機から干場まで移動していると、絶対についてくるし、トイレに行く時もついてきて、ドアの前で待ってる。

寝ているから、そーっと離れてお風呂に入ると、風呂場から出てきた時に、かなり不安そうな顔をして、風呂場の前ににいるのです。

 

これは、元トリマーの友人いわく、分離不安症なんじゃないかと。

保護施設では、普通にたくさんの犬猫の中の1匹としていい子にしてたけど、

前の飼い主さんが、目の前で亡くなり、動かなくなった中一緒にいた時間、その後保護施設で暮らす事になり、こうやってまた新しいお家のペットになる事によって蘇ってきたんじゃないかという話でした。

 

何度も、私はさくらのそばから離れないよ、と声をかけたりもしましたが、やっぱりしばらくは、大変でした。

買い物に行こうと出かける準備をしようものなら、一人にしないでと足元に周りこんできて、にこにこキャンペーンを始めるのです。

とにかく徐々に徐々に、慣れて行くと思っていたので、その通り慣れて行ってくれましたが、さくらは最後までその癖が消えないようでした。

 

さすがに、足元に周りこむ事はなくなったにせよ、私が長風呂だと気になってやってくる足音が聴こえてきたり。

それから、一緒に居間でくつろいでいて、さくらが良く眠っていても、ふっと気がついたように目を覚まし、顔をあげ、私がいるか確認するのです。

そして、私の姿を見て安心してまた眠りにつくという。

 

それからやっぱり、散歩に行って、人が多い場所に行くと、相変わらず誰かを探しているようでもありました。

 

大好きな人を失った犬は、みんなそうなのかもしれません。その姿が愛しくもあり、可哀想でもありました。

 

 

 

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